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学びの特色とカリキュラム(比较芸术学科)

PHILOSOPHY 学科の理念

もし、あなたが何か一つの芸術に心を惹かれ、それを学問として学びたいと願うなら、比较芸术学科は、広く門戸を開いてあなたを待っています。
本学科は、「美术」「音楽」「演剧映像」という3つの领域で构成されています。大きな特徴としては、はじめから一つの领域に绞らず、特に1年次、2年次では、どの领域もまんべんなく学ぶこと。本来、芸术は一つひとつが独立しているのではなく、相互に関わり合って発展してきたものですから、その全てを広く学んで、「比较」できる教养を身につけるのです。
もう一つの特徴は、芸术の中でも「古典」を重视したカリキュラムのもと、芸术作品を数多く鑑赏しては、レポートに表す経験を积み重ねること。过去数千年の歴史を生き永らえてきた芸术には、これから先も简単には廃れない、普遍的な価値があります。そんな古典に向き合い、深い知识をもとに自分の感动を言叶に纺ぎ、第叁者に伝わる文章で表现する――それはすなわち、世界はどう美しいのかを表すことであり、本物の美を知るあなたは、时代に流されない価値観を抱いてこれからの人生を歩んでいけることでしょう。
「真に古いもののみが永远に若々しい」(贰.骋.イェイイェル)。本学科で、そんな学びの実感を手にしてみてください。

CURRICULUM 学びの特色とカリキュラム

  1. 芸术を「比较」しながら学ぶ

    「比较」による学习?研究は、この学科の学びの基本です。1年次の「比较芸术学入门」は、本学科の専任教员によりオムニバス形式で行われるものです。展覧会や演奏会、舞台、映画の鑑赏を前提に、その解説とレポート作成によって、「美术」「音楽」「映像演剧」の実际を比较しながら体験的に学びます。1?2年次の「各领域と文芸础/叠」でも、2分野以上を选択することで、各领域と文芸との関係とそれぞれの本质を学びます。

  2. 文章のデッサン力を锻える

    1年次の「比较芸术学入门」から3?4年次の「比较芸术学演习」に至るまで、なまの作品鑑賞を基本とする学習?研究を積み重ねます。そこで書き上げる鑑賞レポートは単なる感想文ではありません。美術なら形体や色調、構図その他、音楽なら楽器や声の音色、アンサンブルその他、演劇映像なら役者の所作やせりふ回し、演出等々、細部に至る観察による言语化(ディスクリプション)の訓練を義務づけ、文章のデッサン力の獲得を目指します。

  3. 芸术鑑赏の基本を学ぶ

    「芸术鑑赏の方法」では、そこに何が表され、何を意味しているのかという美术解釈の基本となる図像学をはじめ、具体的な美术作品の调査法、絵画や彫刻の简単なデッサンの技法、西洋音楽や日本伝统音楽の楽曲分析、古い楽谱の解読や演奏法、日本古典芸能や西洋演剧では演技者や舞踏家による実技を前提とした所作や动きの意味、道具の役割など、作品鑑赏に必须の基础知识を学びます。

  4. 古典テクストを読む

    生の芸術作品を鑑賞することと並行して、古典テクストの読解にも力を入れます。芸術作品は、いわば歴史や文化の「非文字資料」ですが、やはりそれらの編年や意味の詳細を理解するには、文字資料であるテクストの読解が不可欠です。ある国の美術や音楽、演劇映像を真に理解するには、その国々の言语を理解せずして済ますことはできません。「原書講読」では、英語はもちろん、漢文?古文のテクストも取り上げます。

カリキュラム

「比较学习」「古典重视」「鑑赏教育」を学びのコアとして、3つの领域を相互に连関させ、理论学习と体験?実践学习とを组み合わせながら学び深めていきます。

COURSE MODELS 履修モデル

美术専攻

古典的な美术作品は、経年による変化はありつつも、「もの」として存在し続けています。作品自体は変わらないのに、时代ごとにその作品の価値が変わるのはなぜなのでしょう。

それは、作品に新たな価値を见いだし、今の感性と言叶をもって社会にその意义?评価を改めて问うという行為があってこそのことです。

美术领域では、幅広い知识を学ぶ第一歩として、実际の作品を自分の眼で见て感じ、考え、レポートにまとめる経験を积み重ねることを大切にしています。

その作品がもともと谁のためにつくられ、どこに饰られていたのか、想像を巡らせる。日本美术と西洋美术を比较したり、音楽や演剧映像の领域で得た知识も生かしたりする。

そうして数多くの名作品に触れて、言叶を丹念に纺ぐ训练を积むうちに、あなたの感性は间违いなく磨かれて、一生を支える価値観が培われることでしょう。

● 西洋美術
西洋美术における主な素材と技法、ギリシア神话やキリスト教に関连した主な主题と図像、描写対象による作品の分类およびその序列の歴史、今日ではとかく「非実用的なもの」の代表格とみなされがちな美术作品が担ってきた各种の実用的机能、「芸术家」のイメージの変迁などさまざまな问题について考えます。

● 日本?東洋美術
原始时代から今日まで、日本や东洋にはさまざまな形の美术が生み出されてきました。日本美术では縄文~近现代の美术の様式変迁とその歴史的背景を振り返ります。东洋美术では日本美术と関係の深いもの―仏教美术や水墨画、工芸ほか―に焦点をあて、
その理解を深めるとともに、日本美术との比较を通して互いの特色を考えます。

履修モデル

  • ※なお、通史を学ぶため、青山スタンダードで设置されている东洋?西洋それぞれの分野におけるに「美术史础」「美术史叠」、および、文学部共通科目の「东洋美术史」「日本美术史」「西洋美术史」もそれぞれ履修することが望ましい。

音楽専攻

音楽は「时间芸术」であり、美术のように、目で见て特徴を论じることができません。例えば、现代とは楽谱も异なり、録音も残されていない时代の音楽をどう理解するか。

楽谱の読み方はもちろん、その楽曲がつくられた社会的背景や当时の演奏法、ギリシア神话や圣书との関连など、とにかく幅広い知识が必要となります。そうした知识をもとに分析して理解し、过去の音楽の素晴らしさに気づくうちに、あなたの目は开かされ、的确な言叶で音楽を表现するすべが身につくことでしょう。

グレゴリオ圣歌、パレストリーナ、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、チャイコフスキー、ワーグナー、ストラヴィンスキー、そしてビートルズ……。

メロディーもコードも出尽くして、杰作の诞生に行き詰まるような今だからこそ、过去一千年の古典の真価を学び、これからの人生のかけがえのない宝としませんか。

● 西洋音楽
 古代ギリシアから现代にいたる西洋音楽について、名曲を学ぶことはもちろん、政治?宗教や他の芸术との関係、音楽理论や楽谱の変迁、音楽家という职业、楽器とその演奏法、楽谱出版?演奏会、録音技术の影响など、多角的な视点から考えることにより、音楽芸术についての幅広い知识と鋭い洞察力を养うことをめざします。

● 日本?東洋音楽
 日本や东洋には様々な楽器や歌による音楽、仮面舞踏や音楽剧のような他の芸术と関连した多种多様な音楽があります。これらを理解し、その音楽を生み出した人々の美意识や社会的背景、各楽器や楽谱などの伝承方法と现代への変化の过程などを比较?検証することで、人间と音楽の関係を考え、豊かな感性を养うことを目指します。

履修モデル

演剧映像専攻

人类の歴史とともに歩んできた演剧は、人生の喜怒哀楽を豊かに描き、社会に问いを投げかけてきました。

19 世紀末に生まれた映画もまた、演劇にはない手法を生かし、映画ならではの表現を探し求めながら、地域ごと、時代ごとに発展を遂げていきます。ここでは、そんな演劇映像の大きな流れを、連続的かつ総合的に学ぶことができます。

なおかつ、それぞれを「比较」できるだけの知识を身につけることで、地域や时代による表现の「固有性」、「そこにしかないもの」が、はっきりと浮かび上がって见えてくることでしょう。

演剧映像は、音楽や美术といった他分野の要素も含む「総合芸术」です。ほかの领域で得た知识も生かしながら、学びを深めてみてください。

● 日本古典芸能
日本における芸能や演剧の歴史について学び、広い视野の上に立って、歌舞伎や能楽など各时代の事例を取り上げます。わが国には古来どのような芸能や演剧が存在してきたのでしょうか。また近代への移行期には、西洋文明や文化との出会いによって、日本の演剧はどのような変化をとげてきたのでしょうか。芸能と演剧の概念やその関係、また芸能の场や剧场形态、芸能者や俳优、観客などの诸问题を考えます。

● 西洋演劇
ヨーロッパの古代から現代まで2000 年以上におよぶ西洋演劇の歴史を把握し、上演を前提としたテクスト(戯曲)の読解を行います。演出家、制作者、役者、舞台美術家、音楽家など演劇にたずさわる人々の仕事を学び、演劇に関するさまざまな視座を構築することを狙いとします。芝居が上演された時代や社会背景に留意しつつ、舞台芸術の本質を追究していきましょう。

● 映像?映画
无声からトーキー、白黒からカラー、フィルムからデジタルへと、たゆまなく过激な変化をとげてきた现代のメディアの世界を研究の対象とします。映像、音响、时间、编集、鑑赏环境といった诸テーマを设定しつつ、映像や映画を批判的に学ぶ眼力を养います。さらに、映像メディアの诞生と発展が、今日の社会におよぼした影响についても考究していきます。

履修モデル

COURSE FEATURES 主要科目の特长

美术専攻

科目名 特长
日本?东洋の文芸と美术础
室町时代から幕末明治まで各时代を代表する〈名品〉を取り上げ、あわせて関连资料を読みながら作品がなぜ〈名品〉と言われるのか、その魅力(美的な特质と史的な意义)について理解を深める。
芸术鑑赏の方法滨(2)
芸术作品の鑑赏と美术馆
西洋の絵画?彫刻作品を対象に、作品の造形的特徴を言叶で记述する実践を行う。様式の异なる复数の作品の比较鑑赏を通じて、芸术作品の特徴をより深く理解する方法を理解してもらう。さらに、美术馆の歴史を学ぶことで、芸术鑑赏の基础的な知识を身につけることを目指す。
比较芸术学特讲Ⅰ(1)
キリスト教は、神の表象(不)可能性や偶像崇拝をつねに问いかけてきた宗教です。不可视の神はいかに表象しうるのか。物质にすぎない圣像が奇跡を起こし、见るものに崇敬、畏怖、祈愿、呪诅など多様な反応を唤起し、双方向的に働きかける「行為主体(补肠迟辞谤)」となるのはなぜか。キリスト教のイメージ论を歴史人类学的视座から讲じます。
比较芸术学特讲Ⅰ(7)
神像彫刻の出现と展开
奈良?平安前期における神像の出现と展开について、现存作例を中心に眺めつつ、それぞれの造形上の特性や、造形から読み取ることのできる构想に及び、あわせて、研究の最前线について提示して作例をめぐる问题点?论点を明确にしてゆきたい。
芸术鑑赏の方法Ⅰ(1)
人体?静物等のスケッチと模写?模造 美術作品の描写法や造形法の実際を把握するため、鉛筆等による対象の簡単なスケッチや模写?模造をおこなう。文章によって即座に言语化できない場合も多いため、さしあたってスケッチ等により印象を定着しておくことは、鑑賞の質を高めるためにも有効である。

音楽専攻

科目名 特长
西洋の文芸と音楽础
19世纪初头、ベートーヴェンがシラーの「歓喜の歌」に付曲した《交响曲第9番》を皮切りに、文学と音楽とは一挙にその距离を缩めた。ゲーテ、ビュヒナー、メーテルランク、ワイルド、ショーペンハウエル、ニーチェなどの着作、及びそこから霊感を受けて作られた音楽作品をともに比较し、「言叶を音にする」ことの本质を考察する。
原书讲読Ⅱ(1)
英语で书かれた音楽理论入门书の讲読を通じて、英文法?英文読解の力の维持と向上をはかるとともに、英语?米语による音楽理论の専门用语(音符名、音程名、リズム用语、调性?和声用语、楽曲形式用语など)にかんする知识?语汇を増やし、学生が英文による音楽书も研究资料として活用できるようになることをめざす。
芸术鑑赏の方法Ⅱ(1)
古楽谱の解読と演奏
バロック以前の音楽の原谱は现代とは异なる记谱法で书かれている。我々が使用する楽谱はそれを谁かが现代谱に直したものなのであり、その过程で曲本来のニュアンスが欠落することもあり得る。本実习では、音楽様式の変迁と相互に作用しながら展开した过去の记谱法の修得を通じて、当时の作曲家たちの発想を学んでゆく。
比較芸術学特講 II (1) 
ワーグナー『ニーベルングの指环』分析
基礎演習、原書講読、音楽史などの授业によって得た基礎的な手法をもとに、クラシック音楽作品にアプローチする具体的な方法を、交響曲、室内楽曲、オペラ、歌曲などの作品を実際に「分析」することによって学ぶ。和声?対位法、楽曲形式、管弦楽法、語学、あらゆる手法を総合的に駆使する集大成的授业。
比较芸术学演习Ⅱ(1)
音楽史のテキスト、およびそれに付随する谱例集、颁顿?映像资料集、学习ガイドを教材として、中世?ルネサンス?バロック期の音楽について学生が発表を行う。各时代の音楽、およびそれが生み出された社会背景──宗教?政治?文芸思潮など──についての知识を深めると同时に、文章表现力?プレゼンテーション能力を锻える。

演剧映像専攻

科目名 特长
西洋の文芸と演剧映像础
本讲义では、ヨーロッパの古代より现代までの2000年に及ぶ演剧の歴史を视野に入れて、演剧が人间の文化において果たしてきた役割について考察を深めていく。「舞台芸术とは何か」、「剧的体験の本质とは」といった话题から説き起こし、「舞台の様式」、「演剧用语」、「舞台とメディアの関係」等のテーマを取り上げる。
日本?东洋の文芸と演剧映像础
日本においてはかつてどのような「芸能」および「演剧」が存在していたのか、言叶の概念と定义から始め、时代を追って概説する。芸能の始原から、古代、中世(能?狂言)、近世(歌舞伎?人形浄瑠璃)を见渡し、视聴覚资料を用いつつ基础的な事柄の理解を深め、日本?东洋における芸能?演剧の特质について考察する。
比较芸术学特讲Ⅲ(1)
シェイクスピアとエリザベス朝演剧
シェイクスピアの多面的な剧世界を解読する。シェイクスピアの生涯や英语といった话题からはじめて、悲剧?喜剧?歴史剧という诸ジャンルの解釈を试み、名せりふに対する知见を深めていく。エリザベス朝の剧场构造や剧団の成立についても论じる。またシェイクスピアを原作とするオペラや映画なども考察の対象とする。
原书讲読Ⅲ(1)
謡曲?歌舞伎の台帐?人形浄瑠璃の正本など、日本の古典芸能における上演の基本となるテキストを読解する。本文の详细な読み込みとともに、実际にどのように上演されるのかということにも目を配る。テキストの読解のための技术を身につけ、向上させつつ、日本の古典芸能?日本の演剧の特质について考究する。
比较芸术学特讲Ⅲ(5)
120年以上に渡って蓄积されてきたさまざまな映画表现について通史的に学ぶ。技术史(サイレントからトーキーへ、アナログからデジタルへといった変迁)、时代を画した作り手たちについて掘り下げる作家论など、多角的にアプローチする。それぞれの时代、地域、ジャンル、作家に固有の映画の魅力を味わう。

CAREER 进路就职

取得可能な资格として博物馆学芸员、図书馆司书、社会教育主事があります。学科関连の分野としては、マスメディア?文化?芸术関连をはじめ、サービス、観光?旅行、环境?福祉?情报関连の公司や公务员にも将来の道が拓かれています。

ACADEMIC CATALOG 授业要覧(科目一覧)

2026年度 授业要覧 文学部

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